8月4日の教育福祉全員協議会にて、残念ながら非公開ですが、学校における新型コロナウイルス感染症対策についての共有がございましたので、シェアいたします。うちの会派からは渡辺議員が主に消毒作業について、私がマスク、子ども達へのメンタルサポート、ICT、流山水の配布について伺いました。その他の議員が質問頂いたことを含めて共有します。資料は外に出すなと言われがちですが、議会に配布頂いたものは今後は忖度なく共有することにいたします。
尚、学校の対応については、あくまで学校長の単位で決まりますので、流山市一律で決まっていないことをご了承ください。各学校の取り組みや様子は各学校のホームページで拝見することが可能です。不明なことがあれば原則はご自身の学校にお問い合わせ頂き、話が通じない、違和感などがあれば、私から確認することも可能ですので、ご相談いただけますと幸いです「こちら」。
以下、資料毎に特記事項に関する注釈になります。
〇学校の人員体制拡充について
千葉県学校サポーターが25名、スクールサポートスタッフが当初予定の2名が8名増員され計10名で開始されたようです(期間は8月24日~2月26日)。素晴らしい!
学校での感染防止対策とそれに伴う教職員の負担について
〇教職員の負担の状況は?
文部科学省は学校における新型コロナウイルス感染症対策「こちら」で、以下のように規定されていますが、念には念を入れて先生が清掃や消毒作業を行っているので大変な業務負担になっているとのこと。
○消毒の方法について
・ 児童生徒等がよく手を触れる箇所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)や共用物は 1 日に1回以上、消毒液を浸した布巾やペーパータオルで拭きます。
・ トイレや洗面所は、家庭用洗剤を用いて洗浄します。
・ 消毒作業中に目、鼻、口、傷口などを触らないようにしてください。
・ 換気を十分に行います。
子ども達の勉強の遅れへの対策およびメンタルサポートについて
〇2.(1)③ 教育課程の見直し、について
子ども達は休校中の遅れを取り戻すため、6,7時間授業を実施。1次元単位45分に短縮したり各学校様々な工夫し、15時半から16時には下校できるように工夫している。
国の指針など色々と試行錯誤したが、ほとんどの自治体で、そのような対応になっている。
➡流山市ではクラウドによる学習支援ツールが導入されたことを受け、今後の第二波や、感染者が発生した時の休校に向けて、家庭学習を評価する仕組みは継続して試行錯誤してほしいと要望しました。
現在のコロナ対策は第二波を発生することを想定した対策までにはなっていません。発生したら都度対応を考える状況であることを確認したため、仕組みづくりを進めることが必要です。
➡小学6年生、中学3年生の授業時間数が多くなる点について、文部科学省の通知を見ても、最終学年以外は次年度に持ち越してもよいとしているが、最終学年はNGゆえ、どうしても時間数が増えてしまう、とのこと。
➡昼休みなどは短いが、遊べないわけはないとのこと。各学校のホームページをご覧いただき、子ども達の活き活きとした姿をご覧いただきたい、とアナウンスがありました。
➡通知表については、中学生は1学期、2学期、3学期を区切ってやっていく、小学校は評価が難しかったことから10月に通知表を出すことにしたとのこと。
〇2.(1)②学校の教員によるケア、について
心配なお子さんに対しては1週間に一度ご連絡が入っているようです。少し心配なお子さんに対しては1週間に一度、先生方からのフォローが入っているようです。ご心配がある場合は学校や教育相談「こちら」にご連絡いただければとのことでした。
〇4.学校のICT環境の進捗状況について
1人1台端末については9月議会での審議になるようですが、まずは学校側のWifi環境の設備を強化する工事を先付けで行っているとのこと。学習支援ツールが導入されましたので、学校でコンテンツをダウンロードしながら活用する等、試行錯誤を始めていくとのこと。進捗を確認できました。先生方頑張ってますね。
学校での熱中症再作について
〇マスクの着用について
マスクについては、熱中症リスクがあったり、感覚過敏や息苦しさからマスク装着が困難であるお子さんもいらっしゃるので、子ども達の様子にご配慮いただくことを校長会で強く周知されたとのこと。ありがたいです。
〇流山水の配布について
一部冷水器が使えない学校もあるということ、お子さんが水筒を忘れてしまう場合もあることから、地域の方からも声があがり、余っている流山水を1校あたり1ケース、教職員の方々で学校に配布頂いたとのこと、ご丁寧な対応感謝申し上げます。
その他、質疑 or 会派経由での問い合わせから
〇教員のPCR検査については考えていないのか、先生方から希望はないのか?
医師、保健所の指示で動いている。先生から希望はあがっていない
〇学習の遅れやICTの整備などは東葛6市で足並みはそろっているのか?
各学校ごとに意思決定するものなので、そもそもそういった構造ではないが、情報連携はしている。東葛6市で1人1台を実現している自治体はまだない。
〇修学旅行について
多くの「残念」という声を頂いている。今の状況から子ども達が集団でバスに乗せてどこかに連れていくというのは難しいということから中止としています。中学3年生の部活は、親善試合という形で実施した。今後も可能な範囲で代替え案を考えていければと思っている(難しい側面はある)。
〇交通安全教室が後回しになっているので、補う形に出来ないか?
学校側としても危惧した点。通学に慣れていない新1年生もいるため、学活、ホームルーム、交通安全指導、ポスター、校内放送による指導を繰り返して実施している。千葉県警の方でDVDを作成しているので、これを学校に周知しているとのこと。
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