おおたかの森西口の開発について その⑤ ~11/3 住民向けの説明会を開催~

11/3 コロナで実施されなかった近隣住民説明会のかわりの説明会が開催されます

流山おおたかの森駅前西口ローターリーの開発についての進捗が気になる、という方々からご連絡を頂いておりますので、簡単に報告いたします。

現在は、近隣住民の有志を中心に、勉強会や、流山市のまちづくりの方向性との整合性や、もっと街にとって良くなる方法を提案出来ないのかという検討をされていますので、住民が中心となって話し合いが行われると思います。不明な点があれば、直接ご連絡いただけますと幸いです。

11/3には、コロナ禍で実施されなかった「近隣住民説明会」のかわりの「説明会」が実施されることになりました(対象は近隣住民限定。(近隣住民=対象物件の(高さ×2)の範囲にお住いの方々)対象の方には既にご案内がポスティングされているかと思います。

10/24 タウンミーティング@おおたかの森センターで質疑をされました

近藤 美保、立っている、室内の画像のようです

私もサポートしていた住民有志の方が「流山おおたかの森のまちづくりのコンセプトの確認と今後の事業者との対話のスタンス」について市に質問されました。市の回答は「どういったものが相応しいかを対話を通じてまとめていく」という趣旨のものでした。今後の流山の未来を考えるという主旨のタウンミーティングの場で、まちづくりや景観についての質疑応答が行われ、市民にも開かれていることが、まず素晴らしいと思います。

開発事業の構想段階で、住民の方が、しっかりとした意見を発信できるのは、流山市が、まちづくりの仕組みを作り、流山おおたかの森地区については、まちなみづくり整備指針等をホームページで公開していることも大きいと思います。

マンションデベロッパーは建物を建設し、その料金を徴収すれば、開発案件との関係は無くなります。「その後のまちの姿がどうなろうと関係ない」という収支構造になっているためです。
保証分はあるでしょうが限度はあるでしょう。また持続的な街づくりに貢献され続けている(山万株式会社様のような)デベロッパーの方々もいらっしゃいますが、マンションディベロッパーのような事業構造をとっていると難しいはずです。
よって開発の詳細がまだ決まっていない段階での(事前協議の段階)で、その自治体の街づくりの方向性を理解していただき、事業者、市、市民が協議できることが必要で、流山市街づくり条例では、その仕組みを作っています。

しかし、大前提は市民と土地所有者と土地開発行為者(事業者)と市の相互の信頼、理解及び協力のもとに実現することが前提となります。一方的な意見や批判をぶつけ合うこと仕組みではないことに注意が必要です。よりよい街づくりのために何が出来るのかの知恵を出し合うという所が重要なのです。

いずれにせよ、住民の皆様が、この流山市街づくり条例まちなみづくり指針をや、都市マスタープラン景観計画や景観計画を読み込まれ、これまでの取り組みをご理解頂き、出来ることを考えて下さることが何よりありがたく、宝だと思っています。街は皆で知恵を出しながら、作っていく、守っていくものだからです。

再掲:景観まちづくりの歴史と取り組みを説明動画

流山在住歴13年程度の私が語るのはおこがましいのですが、これまでの積み上げを紡いでいきたいという想いから、景観まちづくりの歴史と取り組みを説明いたしました。15分程度ですので、ご覧いただけますと大変うれしいです。

新市街地地区(流山おおたかの森駅周辺)まちなみづくり整備指針は「こちら」。