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地域子育て支援センター 同じ委託費でパフォーマンスは10倍差?

2017年10月17日
約 1 分
地域子育て支援センター 同じ委託費でパフォーマンスは10倍差?

これもあまり自慢できた話ではないのですが、厳しく指摘した内容を皆様にも共有します。
指摘するのもメゲますが、この積み重ねが、3年後振り返った時に少しでも子ども達の環境が良くなることを願って、市との切磋琢磨です!!

さて本題です。

地域子育て支援センターという施設をご存知ですか?

地域子育て支援センターとは、子育ての不安に対して気軽に相談出来たり、親子同志の交流を促進したり、地域の情報を提供したりして、孤独な子育てにならないようサポートする地域の拠点です。

厚生労働省から提供されている多くの資料「こちら」を元に必要な機能をざっくりまとめるとこんな感じです。

私は平成28年6月の一般質問でも取り上げたのですが、この子育て支援は、孤育ての先にある、(被害の多くが乳幼児という)児童虐待の予防策として期待されています

子育てNPO法人 ひろば全国連絡協議会の地域子育て支援拠点事業に関するアンケート調査によれば、現在の子育て世代は親元から離れて子育てをされる方が多いと言われています(アウェイ育児という)。流山市は転入者が多いのですが、肌感覚としては同様の傾向のように思っています。

安心して子育てができるようになり、アウェイからホームになる過程で、支援された方が次は他の誰かを支えるような流れを作り出しているという結果も出ており、街の地域人材(つまり資産開発)のエンジンにもなりそうな事業なのです。

同じ委託費で利用者数に10倍差?

さて、この地域子育て支援センター、流山市では14箇所あるのですが、子育て支援センターの拠点によって、全くパフォーマンスが異なります。下記をご覧ください。

黄色い棒が運営費(委託費)、青いポイントが利用者数です。運営費は開設日が3日なのか5日なのかによって大きく異なりますが、同じ運営費(委託費)に対して、利用者数が10倍以上違う拠点があることもお分かりになると思います。

下記は、面積と利用者数をプロットしたものです。利用者数と面積は関係していないことが分かります。

拠点名は控えますが、利用者数は駅からのアクセス等の利便性とも関係ございません

単に、価値を利用者が感じられている、あたたかく迎えてくる気持ちのある拠点の利用者数が多いことが分かっています。

この問題については、私は平成27年度から指摘を行っておりますので、平成28年度決算においても指摘しましたが、残念ながら結果が出ておりませんでした。

こういった事業は支援側に主体的な意志や活動が無ければ利用者は伸びません

箱だけつくって終わりではダメ

流山市は転入者が多くアウェイ育児者も多いと思いますので、折角整備した14箇所の地域子育て支援センターが地域の玄関口として、地域とのつなぎ役としてもっと機能するべきだと思いますが、逆に利用者数の多い所は少ない経費で運営せざるを得ず税金の無駄づかいと言われても仕方がありません。

利用者数が少ない所は閉鎖するなどして、利用者数多い所に予算を充当し、活動を活発化できるようにサポートするべきです。そのためには行政側から要求仕様を提示した上で、事業のトレースをしっかり行うことが重要です。箱だけつくって終わりではダメなのです。

議会全会一致の指摘・要望項目に

このため私の所属会派である流政会からは、平成28年度決算審査の指摘・要望項目として

地域子育て支援センター運営にあたっては、効率的な運営や適正な配置の検証を早急に実施されたい

を提出、議会の全会一致の項目として採択されました。

地域子育て支援は各拠点が利用者数を伸ばし、子育てをサポートしながら地域につなぐ役割として期待されています。その各々の拠点がネットワーク化されることのより、地域全体として子育てを支援するというのが理想的な姿です。この実現を目指して、今後の市の対応に期待したいと思います。

きっとこの話は流山市だけではなく、保育園に併設している地域子育て支援センターは、他自治体でも同じ問題が発生しているような気もしています。。国の方でも、もう少しチェックをした方が良いと個人的には感じています。

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