平成29年第4回定例会 一般質問① 子育てが困難な(特に多胎児を持つ)ご家庭に対する支援策について

成29年第4回定例会では、第2回定例会で提言し研究すると答弁頂いた件について、成果を伺いました。

提言は、子育てが困難な(特に多胎児を持つ)ご家庭に対し、ファミリーサポートの助成や子育てヘルパー派遣は導入できないのかで、これは前回私が所属していた教育福祉常任委員会の議会報告会で市民の方からご提言頂いた案件です。

担当課は、未就学のお子様3人以上をもつご家庭に対し、月額3万円を上限として利用料の半額を助成する予算計上をするとのこと。

一歩前進にて大変ありがたいのですが、私としては、双子を出産するご家庭が増えていて、リスクも増している社会背景があることを踏まえ、双子を持つご家庭についても対象を広げることを要望しました。

また3人の未就学児を育てるより、多胎児を育てる方が大変ではないと、どういう根拠で思っているのが不明確であること、また、予算の算定根拠が他自治体実績をベースにしたざっくりとしていたので、もう少し根拠を厳密に計算すれば、双子のご家庭を対象に入れても予算ボリュームは膨れないと感じます。
 
また子育てヘルパー派遣については、人材不足と育成が課題で、現時点での導入は難しいという研究結果を伺いました。虐待は0,1歳がリスクが高いことから、丁度今年度10月から、母子手帳交付時のアセスメント実施(一部)と産後ケア事業が始まりましたので、その事業との連携を整理しながら引き続き研究していくことを要望しました。

流山市はセーフティネットが弱いと思っているので、こういった事業は丁寧に研究、推進していきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA