2~3月、近藤の元にインターンに来てくれた大学生が、2か月間の活動を通じて感じた「政治」について、レポートを書いて下さったのでシェアします。
中央学院大学 法学部 法学課 1年 馬場友香さん
最初は、頭の固い、自分の価値観しか持てないようなイメージがあった。今でも、難しいというのはあるが、そう感じることはなくなった。信念を持って、考えて行動していると思う。近藤さんが、最初に言っていた政治のことが、インターンを通して分かってきた。政治とは、市民が自分でできないことをする。まさにそうだと思う。市民が願っていることを、誰よりも強く願い、それを実現するために、市民ができないことを代わりに行動に移して、実現させる。それが政治であり、政治でしかできないことだと思う。だからこそ、市民の考えていること、実際に現場で起こっていることを一番敏感に感じていなくてはいけないと思う。そして、そのために、最新の情報を常に持っていなくてはいけないと思う。だからこそ、本当にそれが必要なのかを判断するために、あんなにも膨大な量の資料や数字を見る必要があって、それを見て疑問を持ち、議論ができるのだろうと思う。
政治とは、責任を持って、自分の能力を最大限に活用して、市民の代わりに実現に向けて行動することだと思う。
筑波大学 社会・国際学群 国際総合学類 1年 金田侑香里さん
インターンの最初のほうで「政治とはなにか?」と聞かれたとき、私は「堅いし、わかりにくい」と答えたと思う。今まで1か月以上インターンをして、「政治」というものを間近で見てきたが、この考えはあまり変わっていない。いまだに「政治=堅い」というイメージを持っている。ただ、インターンを通して思ったことは、「政治」というのは「地道」なものであるということだ。本来市民の生活をより良くするという政治であるため、市民の願いに沿わないような机上の空論になってはいけない。市民に寄り添っていかなければ本来の政治に姿が失われる。そのため実際外に出て、自分の目で見て、自分の耳で市民の声を直接聞いたりすることが必要になってくる。このような姿勢が、思ったより政治が地道だと思った理由である。まとめると、「政治」は市民のために地道に活動していかなければならないものだと思う。
筑波大学 人間学部 教育学科 1年 新谷淳也君
政治とは、その国が半永久的に存続することを目的として行われる行為と私は考える。つまり、日本政府が目指すものは日本国の半永久的存続である。全ての政策はこの理念にのっとって執り行われていることを日本国民はある程度受け入れる必要がある。領土問題が大々的に報じられるのは領土が国家の重要な構成要素だからであるし、日本で、ある程度裕福に暮らしていくために共働きが必要になってきたのも、そうしなければ日本が経済的に他国に敗北してしまうからである。日本政府が掲げている「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」もこの理念をもとにしているが、社会保障に関しては一見そうでないように思われる。しかし、老後安心して暮らしていける保障がなされていない国は、資本を抱えた高齢者が海外へ流出するため必然的に、経済的に苦しむことになる。よって政治とは司法、立法、行政を通じて国を半永久的に存続させるシステムであると結論する。
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