法曹関係に進みたい馬場さん、弁護士にお会いして話を伺いたいということで、個人的にも超尊敬している日置先生に直談判、話を伺いました。各々学びがあったようです。大学生の日報をシェアします。
中央学院大学 法学部 法学課 1年 馬場友香さん
弁護士の方と会って、将来どうしていきたいのか見えてきた。今回、お話を伺っていて驚いたことが、最初から弁護士になりたいと思ってきたのではなく、試験に受かっていって、そこから自分に合っているものは何なのかを吟味した結果、弁護士を選んだ、ということだった。この話を聞いた時、何の職業にするのか無理に決めることはないかもしれない、思えた。弁護士、検事、裁判官、どれも通る道は同じだから、勉強しているうちに決まってくる気がすると思った。勉強についてお話を伺った時、ある地点を達するとすべてが一気に分かるというのを聞いた。私はまだその地点に立ってないから分からないことだらけなのかもしれないと思えた。また、刑事裁判についてお話を伺ったとき、その人が本当にやったのか、やってないのかは神様しかわからない。でも、どうするのか決めなくてはいけないから、今ある証拠で決めるだけであって、やったのかやってないのかを決めるのは私たちではない、という言葉が悩んでいたことをなくしてくれた瞬間だった。
筑波大学 社会・国際学群 国際総合学類 1年 金田侑香里さん
弁護士の仕事・訴訟・マイナス金利・まちづくりについてのお話など多種多様なことを聞く機会があったが、一番印象的だったのは「大学生のうちは自分の好きなことをするべき」という言葉だ。今、来年の過ごし方について考えている途中だったので、とても参考になった。自分の本当に好きなこととはいったい何なのか?という疑問も生まれた。やはり、人生の先輩からの言葉には重みがあるし、お話を通して、自分の価値観が変わっていっているような感じがする。具体的に言うと「遊ぶ=金を使う」という考え方だったが、「=好きなことをする」という考えも自分のなかでしっくりきた。貴重な体験をできていることを大変うれしく思う。また、インターンの目的の一つであった「いろんな人に会う」が、達成できつつあるのでこのような機会から、さらにどう自分のためになるかを考えていきたい。
筑波大学 人間学部 教育学科 1年 新谷淳也君
弁護士さんとお話しする機会が今までなかったので、どんな話が聞けるのかワクワクして参加したが、予想していた以上に刺激的な時間を過ごすことができた。日置先生は凄腕の弁護士だが、話を聞いていくとそれは日置先生が持っていた天賦の才能を的確に開花させることができたからであると思った。「私が会社に職場体験をしたときには会社勤めは向かないと思ってすぐにやめてしまった(もっと続けていればその才能もあったかもしれないともおっしゃっていたが)」「スポーツや語学習得、音楽を見るとよくわかるが『才能』というものは確かに存在する。一流のプロになるためには素質がまず必要で、普通の人にはどうしても越えられない壁がある」とおっしゃっていたのが印象に残っている。教師になって子どもたちの個性や性格に向き合っていくために、必ず考えなければならないことである。全ての子どもには何かしらの才能があり、それを見出すのが教師の仕事と考えるか、あるいは一定数は才能に恵まれない子がいることを前提として教育していくのか。これから考えていきたい。また日置先生自身は全く鼻に掛けていなかったが、約半年1日20時間くらい勉強したと聞いて日置先生の強さはここにあるのではないかと思った。
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