遅くなってしまいましたが、
7月9日の街づくり視察・研修報告書を作成いたしました。
街づくりは専門用語が多く、ちょっと長いのですが、
ご興味があればご参照ください。
おおたかの森駅前のパチンコ店問題から、
行政と対峙できる、街づくりや都市計画に関する
知識が必要だと思うようになりました。
本視察を通じて、三鷹市や武蔵野市の計画行政に
関する姿勢や、街にとって必要な施設を民間と
協業しながら誘致するための、
都市計画上の実践的な知識を得ること
が出来ました。
三鷹市や武蔵野市は成熟都市で、
開発途上の流山市との単純比較は難しいという
意見もあります。
しかし、一度建った建物は 50年以上そこにあり
つづける以上、開発段階だからこそ適用すべきものは
するという強い姿勢も必要だと思います。
現在人口が増えている流山市も
平成 37 年 18 万 3 千人をピークに減少に転じますが
(平成 22 年度に策定の後期基本計画)、
開発圧力に身を任せた場合、
住宅総数が供給過剰にならないか、
経済性が優先されすぎ統一感のない街にならないか、
非常に心配です。
高度成長期において急速に発展した郊外の
ニュータウンは現在、住民の高齢化、住宅等の老朽化、
近隣センター等の衰退、小中学校等の遊休化などの
問題が顕在化しています。
流山市は現在、大規模マンションが多く建設され、
住民が急増しているので、
将来はニュータウンの問題のようにならないよう、
長期的に「選ばれ続ける街」を実現できるよう、
本視察で得た知識を提案に活かしていきたいです。
もっともっと勉強が必要だわ。
子育てにやさしい街をつくるにも、
こういう知識は重要だし、
他の地域でも流用できるはずです。
流山市都市計画課の方々の方が専門知識をお持ち
と思いながらも、ご意見なども頂きたく、
おこがましくも、一部フラットファイルに
まとめて上納しました。
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