おおたかの森パチンコ出店問題20 全体の景観に配慮したデザインに

おおたかの森西口のパチンコ店のデザインについて、多くのご意見ありがとうございます。

・もっと街から浮かないデザインしてほしい（落ち着いたら色調ブラウン系など）。
・敷地に対して緑化が少なすぎる（通りから植栽などで少し距離をとり店舗を建てて欲しい、できないならば木製ルーバーなどで歩行者特に子どもの目線の高さには目隠しを希望）。
・アールデコやアールヌーボーの様式を模しているところがチープに感じられ、華美な看板や間接照明により、ファッションホテルのような印象を与え、自然や周囲の町並みには合わないと感じられます。
・ファッションホテルのような印象を与えるデザインが、子ども達に悪影響を与える事を危惧します。
・事業者説明会では景観に配慮するとおっしゃっていたのに、大変残念。
等々

これからは人口減少社会。都心回帰もささやかれる中、
『流山が30年後も価値があって、魅力がある街とはどんな街？』
という観点で考えると『景観はブランドになる』と確信しております。

建ってしまえば変更は難しく、
そこに50年は建つことになります。

しかし一方で、ダメダメばかり言っては
ダメだろうということで、
有志で『こんなデザインだったらいいのに！』
というデザイン例の意見だしを行いました。

柏の葉キャンパスのような
事業者一体開発ではない流山で、
これだけの景観を維持するということは、
多くの地権者の方々と、
民間事業者の方々に丁寧に協力を頂きながら、
それこそ『血のにじむような努力で』
景観をつくってきたと想像しますので、
是非ご検討をお願いしたいです。

街の顔となる、大きなファサードとしてつくられた、
皆様ご存じのこれらの建物（全て東神開発株式会社）。
是非、これらにマッチするような建物にしてほしい。
（このような局面になると、ありがたさが分かります
本当に感謝致します）

では、デザイン案に関する意見です。
◇１．ZENT市ノ坪店（参照元はこちら）
「岐阜市景観賞」の景観奨励賞を受賞しています。
サイネージも無く、シンプルで落ち着いた色彩です。
壁面緑化と一部に木質ルーバーを使い、
パチンコ店のイメージを変えようとする
努力が感じられます。

◇２．HOMERUN２１（改装後）（参照元はこちら）
香川県観音寺市でリニューアルしたパチンコ店です。
建物をアルミルーバーとパンチングメタルで覆い、
シンプルな外観にイメージチェンジしています。
よくあるド派手な看板や旗についても配慮されています。
改装前はこんな感じ。雲泥の差です。

◇３． （パチンコ店ではないのですが・・）
みなとパーク芝浦（参照元はこちら）
木のルーバーがかっこいいです。
◇４ quatro boom （参照元はこちら）
夜景でわかりにくいのですが、一部が壁面緑化されています。
シンプルでモダンなデザインも良いのですが、
照明は過剰に感じます。