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平成28年第2回定例会 一般質問 ②子どもが急増している流山市において必要な学童保育の量と質の確保策について

2016年6月28日
約 1 分
平成28年第2回定例会 一般質問 ②子どもが急増している流山市において必要な学童保育の量と質の確保策について


平成28年第2回定例会(6月)では、2つ目に「子どもが急増している流山市において必要な学童保育の量と質の確保策について」について質問と提言を行いました。正式な議事録が出来次第、リンクを貼らせていただきます。
リンクはこちら<Comming Soon..>

このテーマは継続的に質問していきたいので、議事録が出来次第サマリーでまとめます。
サマリーはこちら<Comming Soon..>

また録画映像は「こちら」です。選択リストでこのように選択してください。まだ動画が分割されていないので頭出しは、3:18:31 付近です。
WS000024

通告書は下記です。

通告1「子どもが急増している流山市において必要な学童保育の量と質の確保策について」

(1)都内の企業において、第一線で働く子育て世代が多い本市では、子どもが小学生になっても安心して預けられる環境整備が必要である。しかし、人口増加エリアでは子どもの急増に伴い、児童の自立性や社会性を育成するなどの事業本来の目的達成の低下が懸念されるとともに、小学4年生以上は受け入れられない等、量も足りてないという現状に危機感をおぼえる。子どもの発達段階や親の就労状況を踏まえた多様なニーズに対応できるよう、民間とも連携しながら、学童保育の量と質の確保策を検討した方が良いと思うが、以下の点から見解を問う。

ア.   流山市子ども・子育て支援総合計画の今後の計画には、民設民営型の施設整備も想定できるという記載がある。現在ある民設民営の学童保育についても、放課後児童健全育成事業の対象になるよう検討してみてはどうか。
イ.  公設民営で新設する場合と民設民営の投資対効果について研究してみてはどうか。
ウ.  流山市内の学童保育に関する需給バランスの改善を図り、待機児童の解消を促進するため、学童クラブ間や自宅までの送迎支援事業を検討してみてはどうか。

以下は、質問全文です。


(1) 都内の企業において、第一線で働く子育て世代が多い本市では、子どもが小学生になっても安心して預けられる環境整備が必要である。しかし、人口増加エリアでは子どもの急増に伴い、児童の自立性や社会性を育成するなどの事業本来の目的達成の低下が懸念されるとともに、小学4年生以上は受け入れられない等、量も足りてないという現状に危機感をおぼえる。子どもの発達段階や親の就労状況を踏まえた多様なニーズに対応できるよう、民間とも連携しながら、学童保育の量と質の確保策を検討した方が良いと思うが、以下の点から見解を問う。です。

まず、この問いに関して、補足説明をさせてください。
流山市は、共働き子育て世帯の人口が増えました。それに伴い、学童の施設整備を急ピッチで進めていく、実際、今年度も学童クラブ施設整備事業で2億1192万4千円(うち3分の1が一般財源で5177万2千円)で計上されており、この姿勢は非常に評価するものです。

また、子ども人口の急増に対し、昨日加藤議員の一般質問のご答弁もございました通り、法律に基づき、適正人員数を配置されたり、学校の空き教室を充当したりと、ご努力頂いていること、また登録人数に対して、経年では実際の利用人数が少ないことも分かりました。

しかし、児童の自立性や社会性、創造性の育成、そして基本的な生活習慣するなど、条例にもあります、本来の目的を達成できているか、1人1人の児童の人格を尊重して運営できているかというと、追いつけない部分もあるのではと思っています。

実際に私の所には、様々な声が届きます。
まず、通所している方々の声。
子どもが多すぎて休まる状態ではないという親御さんの声、
指導員の先生は自分たちを見ていない、という子どもさんの声、
元気のいい子ども達が喧嘩をしていて、
指導員の先生の怒っている声が聞きたくないから行きたくないというお子さんの声も届きます。

また、学童を辞めた子ども達からの声、学校の友人関係でうまく行かないことがあり、学童でもそのお友達と一緒なので、逃げたかった、ですとか、温和な性格のため合わずやめた、などの意見もございました。

先日の一般質問のご答弁にもございましたが、入所児童数は4月がピークであり徐々に減少するという内容、つまり、通所する子ども達は実際の数は少ないから量は間に合っているという主旨でしたが、通所していない子どもがどのような生活をしているかも焦点に当てて頂きたいと、率直に感じました。

さらにご紹介します。公設学童を諦めた方々の声です。
都内に勤務しており、保育園児のきょうだいがいると、保育園とのお迎えをハシゴしなくてはならず、学校併設の学童までは遠い。子どもの体力も心配なことから、駅前の民間学童に預けざるを得ない、切実な声も伺っております。

さらに、特に人口増加地域で、学童に入れない小学4年生のお子さんの話です。
特に一番初めの子に多いのですが、1人に耐えられず親に泣きながら電話をかけてくるとのこと。

勿論、今あげさせていただいた例、全ての児童に適用されるわけございませんし、公設の学童が頑張っていないということでもないと思います。娘も預かっていただいて、実感することでもあります。色々相談してくる方々に、まずは自分たちで出来ることも一緒に考えましょう、という話もしますが、ご自身も学童側も、試行錯誤の所で、どうしても追いつかない、そういう方も一定数いるという印象を受けております。

流山市は、「子どもをみんなで育む計画」の中の基本理念で「子どもの最善の利益が実現され、全ての子どもが健やかに育ち、地域全体で子育てできるまち 流山」というスローガンを掲げています。

小学生という時期は発達にもばらつきがあるし、個性も違う、この1人1人を尊重する、そして、ご家庭環境の親の就労状況を踏まえた「多様なニーズ」に対応しようとした場合、多様な受け皿、柔軟な対応があっていいのではないか、「子どもをみんなで育む」その受け皿の1つとして「民間」とも連携して量、そして主に「質」を確保した方が良いのではないかというのが質問の主旨です。

お尋ねします。

ア 流山市子ども・子育て支援総合計画の今後の計画には、民設民営型の施設整備も想定できるという記載がある。現在ある民設民営の学童保育についても、放課後児童健全育成事業の対象になるよう検討してみてはどうか、です。

特に、人口が急増している中南部について、
数は多くないけれど、公設の学童ではひろい切れない居場所の受け皿として機能している部分があるにも関わらず、公設が月9500円に対し、民間ですと月約3~5万円、これに19時以降の延長料金を加えると、
春休みが入ったためか75,000円という方もいらっしゃいました。ごきょうだいがいらっしゃり、断腸の思いで駅前の学童を選択した方もいるので、価格差がありすぎるような気がします。
複数の事業者に聞いてみたところ、塾機能については別途料金で、純粋に居場所事業分のようですから、実態を踏まえて放課後児童健全育成事業の対象として、検討すべきではないでしょうか、ご見解をお聞かせください。

イ 公設民営で新設する場合と民設民営の投資対効果について研究してみてはどうか。です。

福祉については、ニーズが少数でも実施すべきと判断する場面もあると思いますが、福祉費用が増大する昨今においては、投資対効果を踏まえ計画をつくっていくという観点は必要だと思っています。

子ども・子育て関連3法の制定に伴う児童福祉法の改正では、学童クラブの対象者は小学6年生までになりましたが、流山市では待機児童を理由にこの受け皿がありません。私も多くの方にヒアリングをしてみましたが、4年生で1人で全然平気という子もいれば、まだ1人でいるには心配だというお子様もいます。寂しいと訴える子もいれば、お友達とゲームセンターに行ってしまうという話も聞きました。特に長期休み、12時間以上1人になる事態に悩んでいる親も多い。

4年生位になると、自分の意志で行く場所を選択できる方が良いという発達段階でもあり、公設学童に受け皿を設ければいいという単純な話でもありません。
需要の規模は小さいけど、社会の宝である子どもの健全な育成である居場所を考えようとする場合、需要の度に税金を拠出して、学校の空き教室を子どもの放課後の居場所に対して適正に施設整備を(キッチンも入れて)のは現実的ではない、だから検討しない、ということにならないようにしてほしいです。

公設は当然しっかりとした基準に基づいて運営をするけれど、多様な需要に対して柔軟性は欠ける側面もあります。民間であれば、市にお伺いを立てなくても、対応できる可能性はある。それが結果的に、子どものバリアフリー化(多様で健全な居場所の確保)につながる。一定の助成をすれば、そちらに流れ、詰込みと批判されてしまう場面もある学童も減らせるかもしれない。実際東京都では都型学童クラブと称し、民設民営の学童に、指導員や光熱費等、施設運営費の補助を出していますし、千葉県の放課後児童クラブガイドラインでも民設民営を否定しておりません。

子ども達が放課後どのような生活をしているか、実態を調査し、そして多様な社会資源、つまり民間を含めて、どう活用していくのか、公設民営で新設する場合と民設民営の投資対効果について研究していていただきたいと思いますがいかがですか。

次に、
ウ 流山市内の学童保育に関する需給バランスの改善を図り、待機児童の解消を促進するため、学童クラブ間や自宅までの送迎支援事業を検討してみてはどうか。です。

柔軟に対応できる学童に送迎し、集約するなどを検討してみてはいかがでしょうか。本来は学校のそばということが大原則でしょうが、子どもの急増に対する受け皿として柔軟な発想も必要だと思っています。送迎があれば多少遠い場所でも受け入れが可能で待機児童の解消にも貢献できると思います。

また、流山市の学童クラブでは、希望に応じて21時まで開設するなどしています。ただ19時以降は子ども1、2名に対し指導員が2人つくという状況など、指定管理者側の対応も大変と推測します。遅い時間に、1人で残っているという状況は子どもの心理的負担も推測されますし、親も残業で遅くなる場合はどうしても発生する場合もあることから、そういう場合は、長時間保育に柔軟に対応できる学童に送迎し、集約するなどを検討してみてはいかがでしょうか。
送迎支援事業については国からも助成が受けられるようです。

以上、一回目の質問を終了します。

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