今日は、柏市文化・交流複合施設 パレット柏(詳細は「こちら」)に。
パレット柏は 「柏市民交流センター」、「市民活動サポートコーナー」、「柏市国際交流センター」、「柏市男女共同参画センター」、「市民ギャラリー」の5つの機能が同居している施設ですが、今回は、男女共同参画センターがどのような機能を持っているかを視察してきました。
柏市では「男女共同参画センターが必要」という訴えは議会の度に出ていたようですが、実施に至らなかったようです。もともとは、市の図書館をつくる予定だったようですが、リーマンショックの影響で財源保が難しくなり、文化交流複合施設として形を変える時に、男女共同参画センターを入れることになったのだそうです。
本当に、何が起こるか分かりませんねー。
「必要なものを訴え続けるって重要なんだなぁ・・」と思いました。
では実際の設備はどうなっているのかというと、、
男女共同参画センターとして管理する部屋は無く、占有できるのはセンター窓口前の交流エリアのみ。啓発を目的とした講座等の開催は、会議室(ミーティング)を使用料を払って借りる。一般の団体より早く予約ができ(一年前から)できるため、計画を早めに行えば色々な活動を実施することが出来るとのことでした。
写真はセンター前のひろばで、誰でも使って良いスペース、この右が男女共同参画センターです。センターというとビル1棟などの大規模施設をイメージしますが、専有部分は「ほぼ窓口のみ」で意外でした。しかし、男女共同参画は人の生き方の根幹に関わるものですから、多機能施設の一角にあるのが本来の姿なのかもしれませんね。それでも一番目立つところに位置しており、このレイアウトを採用された柏市の姿勢は素晴らしいと感じました。
※利用者がいらっしゃったので撮影を遠慮したのですがこれじゃよくわかりませんね、後悔orz…
開設は平日の午前9時~午後5時で、土日や夜は開設していないとのこと。働いている方が利用しにくい時間ですが、土日や夜も開設するとなると費用捻出が難しいようです。また、これまで市役所にあった業務が、市民が立ち寄り易い場所に移ったことにより、問題があった時など、市役所との連携が取りにくいという側面もあるようです。
アクセスしやすい所に立地したことによって、足を運ぶ方が増えることを願います。まだ始まって2か月ですから、今後ワンストップの窓口として期待されますね!市外からの相談も受け入れているようです。
この立場になって、女性からの多岐に渡る相談を受けるようになりました。
女性のこころと生き方に寄り添う機能が必要だと思っていますが、流山市の体制は十分と言えないと感じています。今後も情報収集を通じて様々な糸口を探っていきます。
そういった機能が何故必要なのかという細部の考察については現在作業中です。まとまり次第共有します。
p.s.
ひろばの前には、あかちゃんがほっとできるスペースが。とても広いとても広いおむつ替えコーナーと授乳スペースが用意されていました。素晴らしい。
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