おおたかの森パチンコ出店問題21 現在の進捗

おおたかの森西口のパチンコ出店の進捗について、現在は開発事業の手続きの「事前協議」段階に入っており、景観や植栽の協議を行う前段階だと思われます。市当局へは、私からうるさいくらい確認を行っていますが、進捗はない様子。

景観・治安維持については、住民の方々から多くの要望書・陳情が上がり、議会もこれを採択、行政として出来る、最大限のメッセージを事業者にお願いしている状態ですが、住民の皆様は、これが法律的には何の強制力も持たないことをご存知ですか?
究極、事業者は条例を無視しても建築出来てしまうことをご存知でしょうか?

自治体として建築を不許可にする法律が無いのです。
でも、自治体は街全体の価値を中長期的に維持(上げたい)ですよね。
一方で(あたり前ですが)事業者は自分の利益を優先します。

でも、事業者各々が勝手に開発してしまうと、中長期的には、お互いのメリットにならないはずで、だからこそ流山市は何とか知恵を絞って、(強制力はないけれども)官民協働の街づくりをしようと流山市開発事業の許可基準等に関する条例や景観条例などをつくって誘導しているのです。

これだけやっているにも関わらず「変更なし」ということであれば、それは行政の要望(つまり住民の要望)を事業者が無視した結果、ということになると思います。このおおたかの森に立地し、商いをされるのであれば、住民との良好な関係を築いてほしいと切に願う次第です。
引き続き動向をチェックしてまいります。

さて、本日気になるニュースが飛び込んできました。
詳細は分かりませんし、流山おおたかの森駅西口に建設予定の事業者にどの程度影響があるか分かりませんが、このニュースについても注視したいと思っています。
また「射幸心をあおる」というのは概念は初耳でしたが、一定の割合で中毒者が出てくる可能性もあると思いますから、こういった情報についてもチェックしてきたいと思います。

12月24日(木) <パチンコ台>大量回収へ メーカー不正改造 警察庁が要請こちら」。
全国に流通するパチンコ台で、くぎが不正に曲げられているということが判明し、パチンコ台が回収されるというもの。
ギャンブル依存症が問題になる中、パチンコは刑法で禁じられる賭博行為から外されています。なので射幸心(「幸運を得たい」と願う感情、その心理的な欲求を抱く状態)をあおりすぎないよう、大当たりなどの出る確率などが規制されています。釘などをいじるのは不正行為とのこと。

 

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