しあわせな放課後の時間 ~デンマークとフィンランドの学童保育に学ぶ~を読む

しあわせな放課後の時間 ~デンマークとフィンランドの学童保育に学ぶ~ 
高文研 石橋裕子・糸山智栄・中山芳一著

を読みました。上の画像をクリックすると書評が読めます。


うちの娘含む、周囲の子ども達「学童行きたくない(全員が言っているわけではありません、念のため)」という声をうけ、流山市の子ども達の居場所をより良いものにするのに情報収集をするために参加した日弁連主催のシンポジウム「こちら」で出会った本です。

そもそも子どもに関わるあらゆる資源とスタンスが、日本とは全く違うということを再認識してしまったのですが、子どもへの接し方についても非常に勉強になる本でした。

北欧では、大人の労働時間も、教師の労働時間も、学童保育の支援員の待遇も、子ども達の人権に対する感覚も、施設整備にかけるお金も違いますが、子どもの「〇〇したい」という自己決定権を尊重することを前提としています。

対話を通じた学びを深めることで、自分の考えや行動が社会にどのような影響を与えるのか絶えず自らに問うことができる力を育んでいるとのこと。自らも参画して作り出した決まりごとの中で、自らを律して生きていくことがいかに重要か学んでいくわけで、自然と規範ある市民が育っていきます。

子どもが幸せなのが分かります。
ちなみに不登校は0(ゼロ)だし、児童に対する犯罪も無いそうです。

先日少し習ったエモグラ(下手ですけどエイヤで公開します(笑))で、
デンマークの事例について落書きしてみました。
関係者の方、是非本をご覧になってみてくださいませ♬


正直羨ましすぎる環境ですが、北欧を羨ましがるばかりじゃなくて、流山においてよりよい環境を整備するための策を考えて行こうと思います。

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