審議スケジュールがタイトで、中々情報共有が出来ずに申し訳ございません。
本日、議会報告会(意見交換会)が行われ学区についての共有が行われるはずですので、ご意見・ご提案がある方は議員にも直接声を届けて下さい。
議会報告会とは、議員28人が4地域に分かれて開催する市民との意見交換会です。年2回開催します。議員は支援者(or通常つながりがある方)から政策に対するご意見を日常的に伺っていますが、テーマを設定し、それに即したご意見を伺うことによって、考察を深めたり、市民のニーズを確認する機会になります。これを議員7人が同時に共有することによって、大きく政策が進むことがあります。
自治体では市長と議会の2元代表制という形で行政運営が行われていますが、2元代表制では、市が行う政策を市民の代表である議会が妥当性をチェックします。
あなたの意見に議員が賛同すれば、あなたのエージェントとして適宜適切なタイミングで政策を正したり、提案を行います。より多くの議員が賛同すれば、議会がまとまってより大きな力で市に提案していくことができるでしょう。
(※公共政策は個人の利益誘導はNGですので、その政策が市全体の幸福度をあげることに寄与するものでなくてはならないことは申し添えておきます。)
ニーズが分からなければ出来ないという事もございますので、市に声を届けるだけで安心せず、是非議会にも声を届けてください。
11日14時~@おおたかの森センターの議会報告会のテーマに「学区について」があります。
共有された学区案
新設小学校建設に向けて、10月27日、3つの学区案が議会の教育福祉委員会協議会(非公開)で共有されました。「あまりにも・・」という内容でしたし、その後、市民の方からも構成される通学区域審議会にご意見を伺うということでしたので、悩みに悩みましたが情報発信を控えてきました。
通常は6年で建設する小学校を4年で建設するためめか、審議スケジュールが非常にタイトです。早めの情報公開(WEBでの)を市にお願いしてきましたが、相当後になりそうなので私見含めて共有することにします。
現在有力だと思われている学区案です(事前情報によると議会報告会ではその他の案と根拠が共有されるはずです)。
学区変更は児童急増に対する対処策ですが、ベスト回答を引き出せず申し訳ございません
そもそも新設小学校の建設は流山市が児童急増していることに伴い(おおたかの森小学校が推定値で6年後には3000人にも達してしまうかもしれないという試算から)、子ども達の教育環境を議会が問題提起してきたことに対する市の改善策ではあるのですが、ベスト回答とは言えないことは重々承知しております。
私は学校が大規模化しすぎることの影響を問題視し、下記を中心に限り訴えてきましたが、力及ばず、、、本当に申し訳ございません。
・児童急増に伴う人口抑制策(➡玉砕しました)
・都市の成長管理(人口推計の検証➡一部実施)
・児童推計を6年間で実施、公開すること(➡実施)
・今後学区が変更になる旨をHPで公開(➡実施)
・マンション事業者の誤解を生む広告表現に対する修正依頼、開発行為の事前協議で学区に対する周知徹底(一部実施、でも間に合っていないようです)
子ども達の環境がより良くなるよう、皆様にお知恵をお貸しいただきたい
正直、私が訴えるだけでは限界も感じておりますので、是非皆様からご意見ご提案お知恵をお貸しいただきたいです。
現時点で私が住民の方々にお問い合わせ頂く中で実現可能性を研究している内容を共有いたしますので(他の議員の方もご研究されていると思いますが)ご意見などいただけますと幸いです。
〇新設校に行きたくなる工夫について
・中央区では児童数が少ない4つの学校を教育内容に特色を持たせた「特認校」に指定し、学区外からも通えるようにしている。学区を変更せざるを得ない子ども達が、希望を持てるよう教育内容に特色を持たせるなどの研究はしないのか
➡地域特性を活かせる環境教育&プログラミング教育のモデル事業などを行うなどの目玉教育を行う???
➡学区選択制を行うことにより地域とのつながりをどうするか。特に子ども達の交通安全パトロールの体制に対する影響も考える必要がある。
・おおたかの森には児童センターが無く、特に高学年の居場所が不足している。自然環境を活かした児童センターを作ることは出来ないのか。新設校は子どもが思い切り遊べる居場所づくりを最初から念頭に置く必要がある。
〇通学時間が長くなることに関連して
・歩くことは体や脳の発達にもつながるため悪いことばかりではないが、通学時間が長くなる子ども達(特に低学年)はバス利用の是非を研究すべき。バス利用は肥満の原因にもなりうるため、朝だけ、帰りだけという案もあるように思う。特に帰りであれば放課後の塾やお迎えのニーズにも対応できるはずである。
・体重に対して2割以下にするなどの、荷物の軽量化は断行すべき。
・都内などに通勤していて、かつ、きょうだいがいる場合、保育園と学童をはしごしてお迎えに行く親は大変になることが予想される。駅前に学童ステーションをつくるか、場所や送迎などより柔軟に対応できる民間学童の助成を行うようなことは考えられないか。
〇中学校について
・中学校の検討をはじめるべき。
〇大規模校の研究
学校が大規模化に伴い学校運営も大変になると思うが、1人1人の子ども達の育ちをしっかりサポートできる運営体制の維持を確実にするためにデメリット最小化策・デメリット最大化策の研究を早急に始めるべき。
〇特別支援の体制について
大規模化すると特別支援学級が手薄になるのが常套手段。手厚くする工夫は出来ないのか研究すべき。
〇新住民の地域コミュニティに対する姿勢
新設校建設にあたって、或は学区を検討するにあたって、自治会以外のコミュニティ(マンション管理組合等)も参画できるよう工夫できないのか。次の情報公開の姿勢と合わせて考える必要がある。
〇情報公開の姿勢
現在、様々な審議が進んでいるが、その審議内容について住民が情報取得しにくい。子育てや介護や仕事などがあり中々参加できない方もいる。ワークショップの開催結果、通学審議会の審議結果の情報は出来る限り早く開示するべきではないか。
〇住宅広告について
・マンションなどの住宅広告では、学区について誤解を生むような記載が散見される。もっと行政と事業者の正確な情報連携を確実にすることは出来ないのか。
・契約前の重要事項説明でしっかり説明していただくよう徹底できないのか。
・学区が定まっていないことを市がしっかりと広報すべきではないか。情報発信には誠実な姿勢が重要。
〇通学路の安全対策について(もっとも重要)
・歩車分離道路、街路灯、防犯カメラ、パトロール体制等の研究。
次のマイルストーンにむけてご準備下さい
次のマイルストーンを共有いたします。色々なご意見があるかと思いますがご準備頂き、可能な範囲でご意見を届けて頂きたいと思います。
〇12月16日、17日 通学区域住民説明会及び、新設小学校建設意見交換会(参加者自由、主催は市)
〇1月XX日 通学区域住民説明会及び、新設小学校建設意見交換会での意見に対する市の考え方について
〇2月XX日 基本計画の決定
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