皆様「教育ながれやま」をご存知ですか?
「教育ながれやま」は年3回発行される流山市における教育の広報誌です。
「教育ながれやま」には、議会の一般質問などで議員からの指摘・提言に対応する内容・進捗も掲載されるので要チェックなのです。
3月14日に第68号が発行されましたので紹介いたしますね。
未就学児のお子様をお持ちの親御さんには、流山市の公教育を知る一助になると嬉しいです。
後田教育長のご挨拶欄は教育長の人柄がにじみ出るようなメッセージが毎回書かれています。
今回は毎日欠かさず行われているスクールガード(地域ボランティア)の方と子ども達の微笑ましい会話と、地域の方に対する感謝の言葉がありました。
また、以前議会で他の議員から「禁止にしてはどうか」という提言があったスマートフォンについての記載もありました。
- 流山市内の各学校ではスマートフォンの使用時間を児童生徒で話し合い一定のルールを決めていること
- 上からの命令で「禁止」とするのではなく、自分たちで考え話し合って決め、実行する自発的な態度を尊重し、育てたいという考えとのこと
でした。
私のスマホを触る娘(小学2年生)を見ていると依存性があることは否定できない気がしており、正直悩ましい問題です。
一方で、親や先生が禁止しようがしまいが、これからの社会では多くの方が利用する情報インフラになるでしょうから、どのように付き合ったら良いのか、他の貴重な体験の時間を阻害しない範囲の利用になるよう、自分たちでルールを決められるようになってほしいと思います。
流山市の英語教育の取組についての紹介もありました。流山市は文部科学省より「英語教育強化地域拠点事業」の指定を受け、小学校3年生から英語教育の早期化・教科化の研究を行っていますが、その中間報告が行われたようです。
英語教育は2011年から小学5年生から必修になりましたが、2020年には小学3年生からの必修科目になります。2020年に向けての課題の抽出や、発達段階に応じた効果的なカリキュラムを作り(教科化)に流山市が貢献しているのです。この貢献より流山市は全国に先駆けて小学3年生からの英語教育を行えることになります。
文部科学省のページで、平成27年度の流山市の英語教育強化地域拠点事業における事業経過報告書が公開されていますので、ご興味があればご覧ください。
最後に運動能力・運動習慣などの調査結果のレーダーチャートがありました。小学生は平均並みですが、中学生は残念ながら全国や千葉県平均より痩せているようです。1週間の体躯の授業を除いた総運動時間については二極化がみられ、特に中学生女子の運動が課題になっているとのこと。学校だけが頑張ればよいという話ではございませんが、運動習慣は健康にも影響しますから改善に向けて注視していきたいと思います。
ちなみに前号では学力についての報告がありました。こちらは全国や千葉県平均より、大分太っています!学力が高いんですね、素晴らしい!!
教育ながれやま、皆様も是非読んでみてください。PDFでこちらに掲載されています。
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