今日は、FJマザーリングプロジェクト×財務省
【ロールモデルカフェin和光】に参加してきました。
ロールモデルは財務省のママ。財務省というと
男性官僚ばっかりを想像していたので、どんな方
なのかとても興味があったのと、
「税と子育てミニ講座」にも惹かれました。
また和光市は「妊娠・出産包括支援モデル事業」も
行っており、個人的に非常に興味があったのですが、
関係者ともお知り合いになることが出来ました^^。
財務省ということで、どんな強健な方かと想像して
いましたが、笑顔がステキな2人目を妊娠中のママ
でした。
育児をパパと協力しながらの綱渡り生活は、
どこも似たようなもんだと、
と少し安心しました。
さて、期待していた「税と子育てミニ講座」。
とても分かり易くて、是非私の知り合いにも
シェアしたいと思いました。
一部ご紹介します。
今の課題は超少子高齢化。働ける人が激減するにも
関わらず、支えなければならない人(高齢者などが)
が急増。
そのお金をどう捻出するかということ。
図は、国のお財布事情。
税収(青線)に対し、一般会計歳出(赤)、
要は全然足りない状況です。
ワニが大きい口を開けている様と似ていることから
「ワニ口」というようです。
この状況だけ見るとかなりヤバいと焦りますねー。
子どもたちの将来が心配だ。。。
高齢化・長寿命化によって、医療費・年金、
それに伴う借金が増えていて、
それをどうやって捻出しようか・・
それが、今回の「消費税増税」となるわけです。
※教育費など、その他のものはそんなに変化なし。
「所得税」や「法人税」の増税では、働く人の負担が
多きすぎるため、高齢者を含めた、
これまで「支えられる側」にいた人も「支える側」に
なって頂くというのが消費税の思想です。
まぁ、お金を持っている人は貯蓄に回しますから、
消費税は、貧富の差を拡大させるという議論もあります。
しかし、財源不足は近々の課題で、早く対応しないと
借金がどんどん膨らんでしまいます。
とはいえ、
この増額分で子育て支援の取組ができますから、
今後の政策に目が離せません。
消費税率引き上げ前から引き上げ後の税収2.8兆円の
1/4である+0.7兆円が子ども子育てに充当。
医療介護に+1.5兆円、年金に+0.6兆円だそうです。
またこの日は、和光市の子育て関係者がいらっしゃり
和光市の子育て支援の取組みを教えてくださいました。
「*妊婦・出産包括的支援事業*
妊娠期からの切れ目のない支援 わこう版ネウボラ」
neuvola(ネウボラ)とは、フィンランド語で
「アドバイスの場」を意味する支援制度で、
わこう版ネウボラは子育ての不安な気持ちや悩みを
抱え込んでいる皆さんを支え、安心して子育てできるよう
支援するための事業とのこと。詳細は「こちら」。
この施策の目玉は、子育て支援センターで母子手帳が
貰えるようなったこと。子どもが生まれる前から
安心の居場所を知ることが出来ることです。
育児をするには経済的・精神的不安、
上の子の預け先をどうするかなど、様々な不安が
付きまといます。
産師師・保健師が常駐していたり、子育て支援包括
センターとしての一時預かり保育もしている。
母子保健コーディネーターという役割の人もいて、
ファミサポなども紹介してくれたりもしている。
子育てサービスには有償のものもあれば、
無償もあるようですが、その人のニーズに応じて、
一括してコーディネートしてくれるようです。
すごーい!!
和光市も、若い子育て世代が増えている地域。
地縁・血縁がなく、育児に悩む人が増えている
ので、妊娠から出産、育児からのサポート
を切れ目なく相談できる仕組みを作っていくとのこと。
素晴らしいと思いました。
実は、高齢者には地域包括支援という考え方で、
既にあったサービスですが、元々の考え方は
「病院に入ってやるのではなく、地域のサポートを受け
ながら生きていく事ができる支援体制をつくる」こと。
これを障害者にも、子どもにも適用していくとのこと
でした。
勉強になりました。
引き続き参考にさせて頂きたいです。
コメントを残す