8月7日~10日、流山おおたかの森駅の都市広場ではナイトカフェが開催され、大盛況に終わりました。

都市広場にムクドリが集中する問題については、ナイトカフェに合わせて急ピッチで対処されていました。
しかし、街路樹植樹は市としても推進している事業。ましてや「まちの顔」ともいえる都市広場の緑はなるべく残したいという気持ちはあったようで、剪定は段階的に行われました。

8月6日時点。階段横の木です。下の方を中心に剪定されていました。

こちらは駅に向かって右の木。こちらも下の方を中心として剪定されていました。

しかし相当数のムクドリが、ねぐらにしている状況でした。

都市広場の低木にも、かなりのムクドリがいる状況。

これを市に確認したところ「第一弾の剪定でムクドリが減ってくれることを期待したのですがダメでした。更なる剪定をせざるを得ません」との回答。ナイトカフェはみんなが楽しみにしているお祭りですもんね。

8月8日の状況です。低木も剪定されています。

階段横の木です。こざっぱり。

駅に向かって右の木。こちらも同様です。日が落ちてから確認に行くとムクドリは居なくなっていました。

8月12日時点で、夜見回りに行ってみると、東口に移動していました。ロータリー中央と、桜の木を寝床にしていました。

桜の木の枝。

流山市は「都心から一番近い森のまち」を将来のありたい姿として掲げています。
流山市は「都市化の中にあっても、豊かな生物多様性を保全し、また回復を図り、将来にわたって残していかなければならない」という意思で街づくりを進めているのです

しかし、今回の件で少し悶々としたのも事実です。

もちろん、人が集中する所に集中して鳥がいる状況では、流石に支障があるわけで、枝の剪定を否定するつもりもございません。しかし、一方でこういった対処で良いものかが判断できません。そもそも今回の対処はムクドリを移動させただけにすぎません。実際問題こういったことに答えは無いかもしれませんが、ムクドリは害虫を食べてくれる野鳥で私たちも恩恵を受けてきたからこそ、もう少し深く共生ポイントを考えられたら素敵だなと思うのです。

それには、自然(=鳥)の生態を知ることが第一歩!ということで、科学ジャーナリスト・サイエンスライターである柴田佳秀先生にご協力いただき、「まちづくり政策ラボ ~都市と自然との共生編~」を開催します。是非多くの方にご参加いただきたく何卒よろしくお願いいたします。

■テーマ:都市で住む鳥の生態を知って、共生ポイントを考えよう
■日時:10月5日(土) 18:00~20:00 
■場所:流山おおたかの森駅近くの某所(調整中)
※時間が遅いため、軽食用におにぎり+αお持ちください。
■参加費:大人は1,000円(ご夫婦の場合は500円引)子どもは無料
■タイムテーブル:
・自己紹介(15分)
・流山市の政策の方向性について説明(近藤:15分)
・都市に住む鳥の生態の講演(柴田佳秀先生:60分)
・共生ポイントを考えよう(みんなで:30分)
■お申込み
こちら」のフォームよりお申込み下さい

柴田佳秀(しばた・よしひで)先生プロフィール
科学ジャーナリスト・サイエンスライター。1965年東京生まれ。東京農業大学農学科卒。
テレビ番組ディレクターとして、生きもの地球紀行、地球!ふしぎ大自然などのNHK自然番組を多数制作。北極に3ヶ月半滞在したことも。2005年からフリーランス。現在は書籍の執筆や講演、幼稚園の自然体験が活動の中心。
10歳から野鳥観察をはじめ、観察歴は40年。カラスやムクドリなどの都市に生息する鳥類の研究に力を入れている。著作は「街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑(日本文芸社)」、「世界の美しい飛んでいる鳥(エックスナレッジ)」「うごく図鑑MOVE鳥・動物(講談社)」、「わたしのカラス研究(さえら書房)」、「カラスの常識(子どもの未来社)」など多数。
所属:日本鳥学会会員、都市鳥研究会幹事、バードリサーチ会員、日本科学技術ジャーナリスト会議会員。

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