ムクドリの行方を追ってきたので昨今の動向を共有します。
心配していた民間マンションのシンボルツリーに移動(涙)
8月5日位に流山おおたかの森駅の南口の都市広場の街路樹の剪定が終わると、ムクドリは東口の駅前広場の島や、桜の木に移動しました。
しかし、人通りも多い場所であることから苦情が絶えませんでした。
そこで市は、桜の木を剪定したり、衝撃破による対策を行いましたが、桜の木にとまっていたムクドリが電線や民間のマンションのシンボルツリーに移動してしまったように思います。
以前から、ネグラになるかもしれないな・・と心配していたシンボルツリーでしたが、予想通りネグラになっていました。夜中うるさいでしょうね。。(2019/8/27 夜)
電線をネグラにしているムクドリ。電線にとまりだすと厄介?(2019/8/29 0時)
東口ロータリーの桜の木にとまっているムクドリは大分少なくなりました。剪定と衝撃波が効いたのかもしれません(2019/8/29 0時)
時系列における整理 ~柏の葉キャンパスからやってきた?~
ムクドリの出現状況や対策の時系列における整理は以下です。
●6月末?柏の葉キャンパス 駅前ひろばの枝を剪定。柏の葉キャンパスにいたムクドリが流山おおたかの森駅に移動していてきたかもしれません。
<流山おおたかの森駅付近に出現>
●7/19 南口 都市広場に出現(住民➡市)
●7/24 近藤も住民から相談を受け市に問い合わせ、既に対策を進めている旨確認。
●8/5 南口 都市広場に段階的に剪定がほぼ終了、ムクドリは南口からいなくなる
●8/12 東口ロータリー中央と桜の木に出現
●8/20 東口桜の枝剪定
●8/26 京和ガス横の高圧線鉄塔に大群出現
●8/27 ベリスタ横のシンボルツリーに出現
●8/28 東口の桜の木、忌避音(きひおん)で対策を試行、桜の木はいなくなる。
●8/28 南口 都市広場 SCのシンボルツリーに出現時系列でマップ化しています。
多くの自治体が悩んできた、鳥との共生
調査をしてみると、全国の都市で同様の問題が発生しているようです。
例えば、江戸川区の西葛西駅では2012年時点で「こちら(動画です)」のような対応を行っています。
公共用地で下手に対策すると民地に被害が出るという想定から枝の剪定はせず、毎日清掃されていました。涙ぐましい。。
これが現在(2019年)では「こちら」の対策になっています。
不規則なパルス音を発生させ、受容可能な個体数まで調整するための試行を行い、一定の効果は出ているとのことなので、これは流山市も取り入れられそうですね。
住宅に近い場所をネグラとされると夜中眠れない方もいると思うので、早めの対策が必要です。しかし民地に対する対策をどうするのか、、
拙速に対策すると、電線やマンション躯体などにとまりかねません。丁寧に試行錯誤していく必要があるように感じます。
引き続き、住民と連携の上動向調査を行っていきます。
以下、勉強会の情報再掲します。
自然(=鳥)の生態を知ることを目的として、科学ジャーナリスト・サイエンスライターである柴田佳秀先生にご協力いただき、「まちづくり政策ラボ ~都市と自然との共生編~」を開催します。是非多くの方にご参加いただきたく何卒よろしくお願いいたします。
■テーマ:都市で住む鳥の生態を知って、共生ポイントを考えよう
■日時:10月5日(土) 18:00~20:00
■場所:流山おおたかの森駅近くの某所(調整中)
※時間が遅いため、軽食用におにぎり+αお持ちください。
■参加費:大人は1,000円(ご夫婦の場合は500円引)子どもは無料
■タイムテーブル:
・自己紹介(15分)
・流山市の政策の方向性について説明(近藤:15分)
・都市に住む鳥の生態の講演(柴田佳秀先生:60分)
・共生ポイントを考えよう(みんなで:30分)
■お申込み
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