流山市議会議員 近藤みほ Official Site

小中学生の荷物過重問題 ~その③~ 議会で更なる改善を求めました

2018年6月16日
約 1 分

最近メディアでも取り上げられている小中学生の荷物過重問題について再度議会で訴えました。

平成29年第3回定例会(9月)に議会で取り上げてから、全国に先駆けて対策を行っている流山市ですが、子ども達からは「軽くなった」という声が聞こえてこないため、対応状況と課題を確認しつつ、更なる改善を求めました。

子ども達が学校に持っていくモノは、水筒(約1キロ強)や図書館で借りた本等、日によって変わりますが、教科書類以外に持っていくモノが沢山あります。

よって、荷物全体体重の15%~20%にするには、ランドセルやカバンだけで体重の10%程度にする必要がありますが、それはどんな状態であるかを調べてみました。

議会からの訴えを受けたからか、この学校では非定期教材は置き勉されているようです(以前は持ち帰りだった)。

小学1年生の2.1kg(体重の10%)で考えてみると、ランドセルと連絡帳等の日常品だけでアウト!という厳しい状況です。

では、小学4年生の3.4kg(体重の10%)で考えてみると、定期的実施教材のうち1科目のみの持ち帰りでやっと達成できます。かなり厳しい目安ですが、この現実を踏まえて重量化対策を前進させてほしいと訴えました。重要なことは、出来ることだけをやっていては子ども達が実感する成果は得られなそうということです。

40年前と比較して教科書類の重さは倍というデータもあります「こちら」。

教科書が大きく、ページ数も増えています。資料集がカラーになり1枚あたりの重さも増えています。「重い、重い」という子ども達の主張には理由があります。

個人差があるので何とも言えません。しかし他の荷物も考えれば、ランドセルだけで3.4kg程度を実現できれば、水筒(1.2kg)や傘、副教材などを追加しても大分負担は減るはずです。うちの娘の教材を基に調べましたが、3.4kgの娘の感想は上記の通りでした。中学生をお持ちの親御さんもいらっしゃいましたら、実態をお教えいただけますと大変うれしいです。

教育長からの回答はこちらです。

一番よくないのは固定の基準をつくって「押し付ける」ことだそうです。よって「子ども達の意見を聞いていく」とのこと。必ず結果は出ると信じているようでした。

流山市は全国に先駆けてこの問題に対峙していると思います。ぜひとも流山市の教育の原点である「子ども達が主体的に考える」ことを大切に、子ども達と一緒にあるべきを考えていってほしいと思います。

親御さんも是非この問題について、子ども達と話してみてくださいね。半年後、またトレースする予定です。

ちなみに現場では「置き勉禁止」の風土があまりにも強かった、国からの指導があったのか?ということも伺いましたが、そういう指導は無いとのことでした。

以下、私の質問と市の回答(議会でのやり取り)です。

(1)平成29年第1回定例会では、保護者や子ども達から学校に持っていく荷物が重すぎるという訴えを受け対策を求めたところ、実施をしていく旨の回答を得た。その後の状況と課題について以下のとおり問う。
ア 現在までの対策状況はどのようになっているか。また保護者や子ども達からの反応や課題について当局はどのように捉えているのか。

荷物の重量化対策については、昨年度10月4日の校長会で協議を市、共通事項としてまとめました。
その内容ですが、まず、荷物に重量化を防ぐため、計画的に荷物を持ってくる、そして計画的に持ち帰らせる指導を行っています。その上で、児童生徒を見守り、沢山の荷物をもち、登下校することのないように声をかけています。また、学校に置いておけるものが他にないか、学校の状況に応じて検討いたしました。
この共通配慮事項を各校の実態に合わせて進めて来ています。教育委員会としてもその取り組みを徹底できるよう指導をしてきました。
成果といたしましては、全小中学校に行った調査から「荷物が軽くなった」「忘れ物が減った」「自転車の安全運転につながった」などの報告がされています。子どもの体格には個人差があり、重さの感じ方に差があることや、荷物の持ち帰りに対して、保護者の考え方にも違いがありますので課題としてとらえ、今後も保護者や子ども達の声や意見に耳を傾けていきます。

イ 家庭教育学習における国からの指導で荷物の重量化に影響を及ぼすと考えられるものはどのようなものか。
県、市の教育委員会では、家庭教育学習の推進をしておりますが、「家庭で学習をするために学習道具を全て持ち帰らなければならない」という内容の、荷物の重量化につながる国からの通知はありませんでした。

(2)広島市では先生と生徒が話し合い、国語と英語以外は、自宅に持ち帰る教材を生徒自身に判断させることにしたとのことであるが、このような取り組みを参考して対策を講じるべきと思うがどうか。

体格の個人差や個人の特性に違いがあるため、持ち帰る荷物は体重の何パーセントなどに数値に決めることは難しいと考えています。
流山市では議員のご指摘を受け、校長会で共通配慮事項をまとめ、他市に先駆けて荷物の重量化対策に取り組んでいる所ですが、児童生徒の意見も聞いていきたいと思います。

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