平成27年第3回議会 一般質問通告

※この写真は前回、初めての一般質問の写真

本日一般質問の通告を行いました。「通告」は「この質問を行いますよー」と市に宣言することです。その場で質問されても、すぐに回答出来ないこともございますから、より充実したQAが行えるよう、事前に質問を伝えるシステムだと推測します。

ちなみに、「一般質問」は、市の行政全般にわたり、執行機関(市長)に対して事務の執行状況や、将来に対する方針について尋ねることです。市の行政全般について認められていますので、それぞれ議員によって質問の内容は様々です。
(一般質問の説明は「流山市議会事務局FANページ」より拝借しました。)

さて今回の質問は、下記3点です。

1.「学ぶ子に答える、流山市。」を支える学校の先生を楽にするための提案
OECDの調査にもありましたが(分かり易いのでHuffpostの記事(こちら))、日本の先生は超多忙(流山市の先生もしかり)
よって、せめて出席簿や採点表などの事務負荷は軽減してほしいという思いから「校務支援システム」の導入検討を求めます。近隣他市を調査したら、松戸市は10年前(平成17年?)に、柏市も平成24年に導入しており、現場の先生に何人かヒアリングしましたが、かなーりよさそう(↓)。
・何より採点や出席簿などの単純作業が効率的になり、子ども達との時間がふえた。
・これまで毎度作っていた教材プリントなど、一括管理で学校横断で参照できる。
・生徒の反応も記録でき、評判のよい教材を使いまわすことができ、先生の工夫で改版も行える 等々

少しでも、先生が子ども達に向き合う時間が捻出できますように☆

2. 「母になるなら、流山市。」の行政評価手法について
市は行政計画に対する評価指標に「まちづくりアンケート」の結果を使っていますが(全部ではない)、標本構成をみると居住歴20年以上が多数を占めているので、評価指標として問題はないですか?という指摘。
市の計画を評価・改善する重要なアンケートになりますので、相応の処理を行う必要があり、その確認です。

自治体の行政評価は難しく、流山市は頑張って取り組んでいる自治体ですが、さらに前進されますように☆(皆様もしこのアンケートが届いたら、忘れずにご回答してくださいませ)

3.「母になるなら、流山市。」の戦略について
流山市は流入人口のメインターゲットを共働きの子育て世代(DEWKS)としていますが、共働きは4割弱。生産年齢人口の減少の中にあっても、豊かな地域社会を創出するためには「母になるなら、流山市。」を選んだ女性の実態を把握し丁寧な政策を実施していく必要がある、という要望です(プロモーション戦略などでの魅力ある街づくりなど良い施策はそのままでよいので、今回私が要望するのはそれ以外です)。

都内に通っている共働き女性と、家事育児を主に担っている女性とでは、打つべき施策が異なると思います。
例えば、共働き女性には「忙しさを緩和し、少しでも子どもと一緒にいられる時間を」、家事育児を主に担っている女性の方々には「自分らしい生き方を見つける(その中にキャリアも含む)生涯教育の機会や、中長期のキャリアデザインを」、双方には「妊娠期からの支援を」で、今回は後ろ2つを提案します(1番目はごめんなさい。もう少し調査と準備が必要だと思うので、次回以降に回します)。

共働き女性の一日のタイムスケジュールを何人か書いていただきましたが、こっちが苦しくなるくらいの忙しさ。ベットタウンでは通勤時間分が不利なわけで、1人で家事・育児を担えば忙殺されてしまう・・・。しかし、全国で待機児童問題の終着点が見えないまま、人口が増え、保育園や学童整備等、インフラ整備に多額の投資が必要になっています。それでも病児保育は充実していく方向らしいので、加えて要求するには相応の説明が必要と判断しました。引き続き頑張りますので、皆様も声を教えてくださいね。

ちなみに「おおたかの森パチンコ問題については取り上げないの?」と言われそうですが、これに関連する陳情3件が上がっておりますので、陳情での審議になります。陳情案件は一般質問では取り上げないことになっています。本件は会派を通じて対応させていただきます。

下記余談。
上がってきた要望の中には「駅前においしい惣菜屋(或は宅配でも)」、「(パパ友の多くから)終電でも開店している食べ物屋(これは駅前整備が進めば実現するかも!)」がありますが、それは行政では難しそう(?)。でも惣菜や小料理屋は私も欲しいので、あらゆるところでアピールし続けていきます。何がつながるか分かりませんので^^

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