流山市地域毎の人口分布

議員活動というのはキリが無く、いくら時間があっても足りなくてヒーヒー申しておりましたら、活動に賛同して下さった方がデータの見える化に協力してくれることに。出典は全て市のオープンデータカタログサイト(こちら)からです。

流山市は3,40代の人口が増えていますが、その分布は地域ごとに違うと思っており、市民自治を推進していくなら、その地域の基礎データが分かるとより有意義です。コミュニティや防災、公共インフラ、全ての基礎になるものが人口分布ということで出して頂きました。コミュニティの基礎単位となる小学校区単位の人口データ(学校区域については「こちら」)です。

これを見ると、小山小学校、おおたかの森小学校、南流山小学校については、10歳以下と3,40代人口が非常に多く、TX沿線沿いでは、幼少人口が急増しており、保育園や学校などのインフラ整備が急ピッチで進めなければいけない背景が良く分かると思います。

当初の仮説としては「TX沿線沿い以外は全て高齢化」でしたが、思ったよりも広い地域で幼少人口が増えていることが分かりました。

しかしながら、一部の地域(昔のベットタウン)では逆三角形で高齢化による影響が心配されます。今後は局所的な限界集落が無いか等、様々なデータを重ね合わせ考察していきたいと思います。

 

注目はこちら。小学校区毎に1歳~20歳人口をまとめたもの。
おおたかの森小学校や小山小学校地区は3歳児以下の人口が非常に多く、今後の学校等のキャパシティが心配ですね。

 

中学校単位でまとめたものはこちら。一般の方はこちらの方が見やすいかもしれません。

偶然「広報ながれやま」で見つけたのがこれ。八木中学校と西初石中学校を小規模特認校とし、通学区域を市内全域に広げるとのことです。確かにこの2校は人口規模が小さそうです。

小規模特認校とは、小規模校の特色を生かし、生徒1人ひとりの個性や特性に応じた指導を行う学校とのこと。
新しい校舎に目がいきがちですが、こういったソフト面での充実にも工夫しながら、各学校の特色を活かしながら教育が充実していくと良いですね。

ちなみに、八木中学校は、

  1. 数学や英語は、ティームティーチングや少人数指導を行い、一人一人の「分かりたい」、「もっと学びたい」という気持ちに応えることが出来るよう、きめ細かな指導を実施している。
  2. 生徒一人一人の特性や感性を磨く活動として朝読書や音読活動を行っている。
  3. 学校評価、授業評価を行い、地域の声をいかした「開かれた学校づくり」を推進している。

西初石中学校は、

  1. 「自学・友愛・克己」を目指す生徒像に掲げ、より多くの教職員とのふれあいの中で、一人一人の生徒を大切にした教育活動を展開している。
  2. キャリア教育の充実、特別支援教育や道徳教育の推進を行うとともに、自己実現を図るための学力向上や生徒が創り上げる感動的な行事、部活動の充実に努めている。
  3. 地域の特性を生かし、西初石小学校・流山おおたかの森高校との連携、PTA・地域との連携を大切にした教育実践に努めている。

素敵^^。小規模特認校については「こちら」をご参照ください。